コンパクトな路面電車 ハノーバー電車

当店が取り扱っているメーカーの商品は日本の車両が大半ですが、最近では海外の車両の種類も増えてきております。
レーティッシュ鉄道や台湾鉄路等があり、模型で海外の鉄道会社を知ったという方も多いのではないでしょうか。
日本の車両とは形状の違いや、開発に至った経緯を見ると面白くハマった方もいるのでは。
毎月の新商品の発表ではそこまで多くの商品はありませんが、発表の度に多くのご注文を頂いているので日本での人気の高さが分かります。
海外で活躍する車両の中には、日本から譲渡された車両もあります。Nゲージで発売された商品ではインドネシアで活躍している日本の205系など。
そして逆に海外から日本へ譲渡された車両も勿論あります。
今回は当時の西ドイツ・ハノーバー市から広島へ寄贈された車両がKATOから発売されておりますのでご紹介致します。

今回紹介するのはKATOから何度か製品化されている広島電鉄200形。
現在、通常のダイヤでの定期営業運転は行ってなく、クリスマス電車等イベント時に活躍しています。
「広島電鉄200形」というより「ハノーバー電車」のほうがわかりやすいかもしれません。
この「広島電鉄200形」、元は広島市の姉妹都市であるハノーバー市で活躍後、
市内にあったドイツ路面電車博物館で保存されていた車両です。
1988年、広島市からハノーバー市に姉妹都市提携5周年記念として茶室が送られた返礼として、
交通事業に戻っていたこの車両が広島市に寄贈されその後、広島電鉄に入線しました。
そのため、ハノーバー市から来た経緯で「ハノーバー電車」と呼ばれるようになりました。
車両の側面にハノーバー市から広島市に向けての礼文が書いてありますので、見たことが有る方もいるのでは。

KATOから発売されたNゲージを見ていきます。
まずケースから取り出してみて思ったのが全長が短いこと。
他のNゲージの車両と並べて見ますとこのくらい差があります。
通常のNゲージの全長が約13cmなのに対し、このハノーバー電車は約6.6cmしかありません。
サイズは小さいですが勿論Nゲージで、動力は小形コアレスモーターを使用した動力ユニットを採用し、
低速からスムーズな駆動で安定した走行を実現しています。

コンパクトなサイズ感ですが細部までリアルに再現されております。
パンタグラフの台枠 シューの色、近年の運行形態に合わせた付属の行先表示シール。
そしてハノーバー市から広島市に向けての礼文もしっかりと再現されております。

今回紹介したハノーバー電車のように海外の車両は日本にないデザインが多く人気があります。
以前は中々メーカーから製品化されなかった車両が今では海外の最新車両から引退した車両まで模型で発売されています。
日本の車両と同じように、海外の車両も調べて見れば奥が深く、中には日本と関わりがあることが分かり勉強になる時もあります。
日本から海外へ行った車両が殆どですが、今回のように海外から日本に来た車両も経緯を調べると面白いですよ。
海外の街並みを作るジオラマやストラクチャーも最近では発売されてきていますので、この機会に海外の鉄道に触れてみませんか。







































