岡山-出雲市間を結ぶ 273系「やくも」
毎月多くの商品が各メーカーから予約開始・発売されており新製品のラインナップの種類には毎回驚いております。
発表される数も2・3個ではなく、各メーカー10個~20個と多くこの発表で初めて知ったという車両もあるほどです。
地方の車両・既に引退して乗ることが出来ない車両、そしてこんなにも早く?と思うほどの運行開始したばかりの新型車両まで。
特に最近は新型車両が商品化されるのは早く、もう予約開始されるの?となることが多いですね。
こんな感じでニュースで新型車両の発表を見ていると、この車両はいつ発表されるのか?どのメーカーから発売されるのか?と思ってしまう方も多いと思います。
どこのメーカーからだろう・どんなセットで発売されるのか・価格はどれくらいになるのか、、SNSでこのような投稿をしていませんか?
確かに最近の新型車両の製品化は早く予想していないくらい早く予約開始される商品も中にはございます。
そこで今回は、その中でもこの商品は車両の発表から発売まで早かった、、と驚いた車両が倉庫で見つけましたのでNゲージとともに紹介致します。
製品化するの早かったな、、、と思い今回紹介するのはKATOから発売された273系「やくも」。
2024年4月に運行開始され、その年の11月には製品化発表予約開始され多くのご注文をいただいた人気車両です。
この「やくも」の273系。特急「はるか」等で使われていた271系をベースにしていますので、どこか思い出すデザインとなっていますね。
そして発表された際にも話題になったこの車体の特徴的なカラーリング。
このカラーリングは「やくもブロンズ」。「沿線の自然・景観・文化・歴史を尊び、お客様と交感する色」をコンセプトにし、
鬱金色・黄金色・赤銅色などを取り入れた「やくも」のためのオリジナルカラーです。
カラーリングともう一つ目に行くのが雲の形のロゴマークですよね。
こちらのロゴマークにも意味があり、「やくも」の由来でもある枕詞「八雲立つ」からとったもので、
381系時代のトレインマークの意匠も含みこのロゴマークとなっております。
車両だけではなく、岡山駅・松江駅などにこのロゴマークをかたどった駅名標やベンチが設置されたので見た方もいるのではないでしょうか。
Nゲージで発売された「やくも」を見ていきます。4両セットと8両セットの2種類が発売されており今回はY2編成の4両セットを使います。
先頭車両の正面や側面には先程紹介した雲の形のロゴマーク。車体はオリジナルカラーの「やくもブロンズ」。
そしてブラウンの屋根周り スカートもしっかりと再現されております。
中間車も雲の形のロゴマークと「やくも」の文字。
1号車は半室構造のグリーン車と普通車指定席のセミコンパートメント、2-4号車は全車普通車となっております。
セミコンパートメントの人気は高く一度は利用してみたいですよね。
今回紹介したのは273系「やくも」でしたが、その後も新型車両の製品化の発表は続いており多くの商品が発売されております。
新型車両が発表されたらすぐ製品化、、という流れになっておりますが、必ず製品化するとは限りません。
ニュースで話題になってもどこのメーカーからも発売されなかったという車両はたくさんあります。
発売されてもメーカー完売してそのまま生産終了ということもありますので、お目当ての新型車両が発表されたらお早めにご予約を。
今では新型車両と呼ばれる「やくも」も次の車両が発表されると、そちらが製品化され現時点の車両を手に入れることが難しくなります。
鉄道模型もいつ生産終了するかわかりませんので、お早めに手に入れ楽しんでみて下さい。