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秩父鉄道について

2018年3月2日

秩父鉄道 鉄道模型

秩父鉄道とは埼玉県北部を東西に走る秩父本線と貨物線の三ヶ尻線の2本の路線を運営している鉄道会社です。
鉄道事業の他に不動産業、観光事業も行っており過去には乗合バス、貸切バス事業、三峰ロープウェイの経営も行っておりました。
1899年に上武鉄道株式会社として設立され1916年に現在の秩父鉄道株式会社に改称されました。
社紋は「上」の文字を6つ円形に並べたものであり、これは上武鉄道株式会社として設立されたときに作られ現在も使われております。
鉄道線は映画やテレビドラマ、CMの撮影などで使用されることが多く、広瀬川原車両基地構内や熊谷駅構内三峰口駅のプラットホームなどが撮影に使われています。
太平洋セメントが筆頭株主でのため、前身である秩父セメント時代から行っている武甲山から石灰石を運ぶ貨物輸送が盛んです。

秩父鉄道 鉄道模型

1960年代には地方の私鉄でも斬新な高性能車両が多数登場しており、秩父鉄道でもオリジナルの車両の製造をしておりました。
しかし現在では西武鉄道や東京急行電鉄などから譲渡された車両を使用し自社のオリジナル車両は無く全て他社からの譲渡車両のみとなっています。
複数の鉄道会社から譲渡され、廃車後も三峰口駅構内で保存されている車両がいくつかあります。
秩父鉄道1000系電車のもとは国鉄101系電車となり2014年3月まで運行されておりました。
秩父鉄道が導入した他社の旅客車両で20年以上使用されているのは本系列のみになります。
また、1001編成のように国鉄時代より秩父鉄道で運行していた方が長かった編成も存在します。

秩父鉄道 鉄道模型

車両の塗装は1960年代は茶色に白帯、1970年代には茶色のツートンカラーでした。
1980年代に入ると黄色を基調に窓下に茶色のラインを配したオリジナルデザインを鉄道だけでなく、タクシーやバス車両などグループ全般にわたり導入しました。
しかし1990年代になると塗装は白地に青を基調としたものが主流となっていきました。
電気機関車はデキ103、デキ201、デキ505以外は青を基調に正面と車体裾に白帯のデザインとなり、
このデザインは松尾鉱業鉄道から持ち込まれたものでありそれ以前は茶色に車体裾に白帯を配するものでした
2007年の鉄道博物館の開館記念イベントから設立110周年にあたる2009年までは国鉄101系を模したカラーリングに変更されていました。
電気機関車はデキ103、デキ201、デキ505以外は青を基調としこの塗装は松尾鉱業鉄道から持ち込んだものでれ以前は茶色に車体裾に白帯の配色でした。

 

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