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小田急電鉄(小田急電鉄株式会社)について

2014年7月9日

京阪 鉄道模型

小田急電鉄は東京都と神奈川県を中心に路線を展開している大手私鉄です。
開業当初は小田原急行鉄道という社名でした。現在は小田急と称され、親しまれています。
100社以上からなる小田急グループの中でも中核を成しており、江ノ島電鉄や、箱根登山鉄道も小田急グループに含まれています。
小田急電鉄の車両の中でも小田急ロマンスカーは特に人気があり、運転室を二階に設置することで、先頭車の一部を展望席にしていますので、これを目当てに予約が殺到している時期も珍しくありません。

京阪 鉄道模型

小田急の車両の特徴として英字の略称を車輌名に取り入れる傾向があげられます。
ロマンスカーとして知られる小田急の特急車両の名前は7000形「LSE」から始まり、30000形「EXE」、50000形「VSE」、60000形「MSE」がありますが、これらの英字は全て略称であり、例えば60000形「MSE」の名前はMSEは「Multi Super Express」という意味です。
昔は小田急の車両は技術面で高く評価されており、1950年代後半には東海道本線で3000形「SE車」が当時の最高速度の世界記録を更新しました。
その他にもローレル賞やブルーリボン賞など、鉄道に関係した賞を多く受賞していました。
その後は通勤電車や特急電車に既存の実績ある技術を取り入れるのが目立ち、現在では独自性の有る技術は見られません。

京阪電鉄 鉄道模型

小田急で有名な車両といえばやはり小田急ロマンスカーでしょう。
小田急ロマンスカーは小田急の特急電車を示す愛称で現在では「ロマンスカー」は小田急の登録商標となっています。
なぜロマンスカーと呼ばれるようになったかは定かではなく、1930年代には既に小田急のロマンスカーと呼ばれていたことがあるそうです。
その後小田急の特急車両には二人がけの対面座席が採用され、それに伴いロマンスカーという呼び名が定着することとなりました。
現在のように英字を略した文字が車両名に取り入れられるようになったのは高度経済成長期に造られた「3000形SE車」からであり、このSEはSuper Express carの略でした。
それまで電車のデザインといえば四角いものが一般的であったのに対し、この「3000形SE車」は当時画期的な流線型であり、世間から注目を集めました。
また、優秀な車両を表彰するためのブルーリボン賞の第一回受賞者両ともなっており、同賞が創設されたのもこの「3000形SE車」とされています。

小田急電鉄 Nゲージ鉄道模型

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