展望席がないパノラマsuper 名鉄1600系
鉄道模型の新製品を見ていて地元の車両が製品化されるのはやはり嬉しいものです。
地元でしか見ない車両、学生の時に通学で毎日のように乗っていた車両などを見つけると買おうか悩んでしまいます。
そんな日頃使っている車両というと当店は名古屋にあるため、地元の車両はやはり名鉄です。
東海地方の方でしたら通勤通学で利用してるので、毎日見るお馴染みの車両ですよね。
Nゲージでも名鉄は今までに何度も製品化されております。
メーカーで見てみますと、やはりグリーンマックスからの製品化が多く、毎月の新製品発表・発売を楽しみにしている東海地方の方も多いのではないでしょうか。
当店も名鉄車両の取り扱いは多く、以前も何度か名鉄車両を紹介していきました。
今回もなにかないかと倉庫を探していましたら、パノラマスーパー?、、という車両を見つけましたのでNゲージとあわせてご紹介致します。
今回紹介する名鉄の車両は「名鉄1600系」。
名鉄というと「パノラマカー」「パノラマスーパー」という愛称がありますが、この1600系も「パノラマスーパー」という愛称がつけられております。
「パノラマスーパー」というと先頭部分に展望席が設置され白と赤のカラーリングの1000系を思い浮かべます。
「パノラマカー」や「パノラマデラックス」も展望席があるので、似たような車両かなと思いますが、この1600系には展望席はありません。
「パノラマスーパー」という愛称がつけられているのに展望席が無いという不思議な名鉄の車両です。
展望席が無いので1000系には無い前面貫通扉を持つのが特徴とう車両となっております。
東海地方以外の方はあまり利用したことがない車両と思いますが、
1999年に運行開始し、中部国際空港が開港後繁忙期などに空港線で活躍していましたので、
旅行等で乗ったことがあるという方もいるのではないでしょうか。
ではグリーンマックスから発売されているNゲージを見ていきます。
※今回は【32020】名鉄1600系(車番選択式)基本3両編成セットとなります。
車体の塗装は1000系と同じようにアイボリーホワイトをベースに、赤いラインが入っており、
裾部はベージュのラインが入るところも1000系と同様のものとなっております。
1600系を見ていますと色合いは1000系と似ていますが、一番違うのが先頭車。
パノラマスーパーというと展望席を思い浮かびますが、1600系にはなく代わりに貫通扉が付いております。
この貫通扉が付いている先頭車両というのは200系以来5年ぶりの車両となります。
そしてこの貫通扉の下には画像では見えにくいですが「パノラマSuper」のロゴが設置されております。
地元の車両が鉄道模型で発売されるのはやはり嬉しいものです。
通勤・通学で毎日のように利用していた車両ならなおさらで、模型を手に取ると懐かしい気持ちになります。
地元でいつも利用していた車両もいつか引退し乗ることが出来なくなってしまいます。
今回紹介した1600系も現在ではすでに引退しており、もう乗ることも見ることも出来ません。
名鉄のパノラマカーやパノラマデラックスも引退しており、乗ったことは無いけど模型で持っているという方もいると思います。
そんな模型もいつまでも発売されているわけではなく生産終了し手に入れることが難しくなってしまいます。
昔利用していた車両・思い出がある車両等、、もう乗ることは出来ない車両は是非模型で楽しんで下さい。
地元の車両を見つけた方はこの機会にいかがですか?懐かしい思い出が蘇りますよ。