レールの上を走る軌陸車について |鉄道模型 通販

 

レールの上を走る軌陸車について

2021年08月5日

軌陸車について

トミーテックから発売されている人気シリーズにトラックコレクションがあります。
当店でも人気のシリーズでジオラマを作成するうえで活躍する車両が多くラインナップされています。
ラインナップを見てみますと街中でみたことがある車両の他にも、普段見ることの出来ない珍しい車両も製品化されております
みなさんは電車が走るはずのレールの上をトラックが走っている光景をみたことはありますか?
道路を走るはずのトラックが線路の上を走行していたら驚きですよね。
この車両は「軌陸車」という車両で道路・レールどちらでも走行出来る珍しい車両です。
その「軌陸車」がトミーテックのトラックコレクションから製品化されましたので今回は「軌陸車」「軌陸保線車両セット」についてご紹介致します。

「軌陸車」とは

軌陸車について

線路等の工事や作業に使用する機械でレール・一般道路を走行できる車両のことです。
道路では一般の自動車と同じでタイヤで走行し線路ではレール上に鉄輪を降ろして走行しますので見た目はトラックがレールの上を走行しているように見えます。
通常の保線用鉄道車両は、終列車が通過して線路を閉鎖してから車庫を出発し、現場への移動をしていおり時間のかかる作業でした。
軌陸車であれば予め現場付近の踏切横などで待機し、線路の閉鎖後にそこから入線し、
最小限の移動で迅速に作業を開始することが可能となっており作業時間が限られている大都市の鉄道会社などで重宝されています。
使用される車両は主にトラックなどをベースとして軌道走行用の装備を付けたものとなり、自動車としての区分上は8ナンバーの特種用途自動車に分類されます。

トラックコレクション 軌陸保線車両セット

軌陸車について

トミーテックのトラックコレクションから発売されている軌陸保線車両セットもリアルに再現されており、Nゲージのレールに乗せることも可能です。
実車ではレール上に鉄輪を降ろして走行しますが、Nゲージではレール上に降ろす鉄輪を組み換えパーツで再現しております。
トラックを裏返しで見ますと、前輪と後輪の2箇所のパーツを差し込む箇所がありますのでそこに付属のパーツを装着します。
ドライバーなど必要なく付属パーツを凹凸にはめ込むだけで簡単にレールの上に乗せることが可能です。

軌陸車について

トラックだけではなく付属のクレーン車も同様にパーツの組み換えのみでレールに対応します。
いつもは鉄道模型が走行するレールにトラックコレクションの車両が乗っているのは不思議な光景ですね。
このような普段目にすることのない車両をレイアウトで再現してみてはいかがでしょうか。



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ザ トラックコレクション 軌陸保線車両セットB

トラックと建機が軌陸車になって新登場

 

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