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近鉄(近畿日本鉄道)について

2014年6月17日

近鉄 鉄道模型

近鉄(近畿日本鉄道)は近畿地方を中心に展開している日本最大の民間鉄道会社(私鉄)です。
具体的には愛知県・三重県・京都府・大阪府・奈良県に路線をもっており、過去には岐阜県と和歌山県も営業範囲でした。
近鉄の前進となったのは大阪電気軌道で、1910年に運営開始されましたが、その後子会社の設立や、様々な私鉄との合併を経て、1944年の南海鉄道との合併をもって近畿日本鉄道が発足されました。
戦後には南海が抜けて和歌山は営業範囲外となりましたが、1963年には「奈良電気鉄道」を買収、これにより京都進出を果たしました。
保有線路の総距離は500キロにもおよび、JR以外では全ての鉄道会社の中で最大の長さです。
中でも三重県や奈良県においては多くの路線を保有していますのでJRに比べても運転速度や本数などで優っていることが多いです。
JRとの関連も深く、三重県の津駅や伊勢市駅、鳥羽駅などの観光で有名な駅はJRと近鉄で構内が同一となっており、共同管理されています。
またJRとの構内の共同管理だけでなく、鶴橋駅や近鉄名古屋駅ではJR線への乗り換え改札口が設置されているところもあります。
名古屋鉄道(名鉄)とはかつて名古屋駅の地下に連絡線を作り、臨時観光列車を相互乗り入れさせていたこともあったので、現在でも近鉄名古屋駅内には名鉄名古屋駅への連絡改札口が存在しています。

近鉄 鉄道模型

近鉄(近畿日本鉄道)の車両はあらゆる面で高い評価を得ており、鉄道友の会でブルーリボン賞やローレル賞、グッドデザイン賞、ブルネル賞など多くを受賞しています。
とくに有名な車両としては「50000系 しまかぜ」、「23000系 伊勢志摩ライナー」、「30000系 ビスタカー」などがあります。
青いボディに洗練された先頭車のデザインの「50000系 しまかぜ」は鉄道に興味のない方でも目を惹かれるのではないでしょうか?
ブルーリボン賞を受賞したこの特急列車「しまかぜ」は伊勢志摩を訪れる観光客に快適な旅を提供するため、2013年から運行開始しました。
大きな特徴としては通常車両のシートでもアーバンライナーのデラックスシートよりも大きい座席となっており、先頭車には展望室のあるハイデッカー構造を採用、近鉄ではおなじみの2階建て構造のカフェテリア車両も持っています。
それだけではなくグループ客をターゲットとしたサロン席や和洋の個室があるなど、数ある近鉄の車両の中でも最高の設備を持っています。

近鉄しまかぜ 鉄道模型

鉄道以外にも多くの事業を行っており、2005年まで「近鉄バファローズ」を有していました。
旅行業やバス事業などは子会社が運営しているところが大半ですが、今も直接近鉄が運営しているものとして高速道路にあるサービスエリア内のレストラン事業があります。
主なサービスエリアとしては浜名湖サービスエリア、刈谷パーキングエリア、岸和田サービスエリアがあります。
他にも最近では近鉄百貨店本店を建て替えて、日本最高の高層ビルである「あべのハルカス」を建設したことでも有名です。

近鉄 Nゲージ鉄道模型

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