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MICRO ACE(マイクロエース)鉄道模型メーカーのご紹介

 

MICRO ACE(マイクロエース)鉄道模型メーカーのご紹介

2022年03月17日
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MICRO ACE

鉄道模型メーカーとしては後発組でありながら、グリーンマックスに並ぶ主要メーカーに上り詰めたマイクロエース

独自の販売戦略と製造方法で多くのファンを獲得しており、40年以上に渡って鉄道模型製造に携わってきた歴史があります。

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マイクロエースが現在の形になるまでの歴史

マイクロエースの歴史

創業当初は有井製作所としてプラモデルを主力商品に展開しており、アニメキャラのプラモデルを多数製造していました。

中でもマクロスシリーズやザ☆アニメージシリーズはファンの間でも非常に人気のある商品でした。

しかしその後、鉄道模型メーカーであるしなのマイクロが倒産したことで、有井製作所が買収する運びとなり、しなのマイクロの「マイクロ」と有井製作所のA(エース)を合わせる形で「マイクロエース」が生まれることとなったのです。

現在では鉄道模型を主力商品としており、プラモデルは旧製品の一部の再生産にとどまっています。

戦後の日本では急速にマンションやアパートが多くなり、高額で場所を取るHOゲージよりも日本の住宅環境に適したNゲージが受け入れられるようになったので、マイクロエースもその普及に寄与してきました。

創業当時は東京の板橋区で拠点を構えていましたが、事業の発展にともなって現在の埼玉県ワラビ市に拠点を移しています。

巧みな販売戦略で鉄道模型業界に切り込む

マイクロエースの販売戦略

マイクロエースは鉄道模型メーカーとしては完全に後発組ですが、独自の販売戦略で現在の主要メーカーの一つに名を挙げています。

その販売の特徴とは、基本的に一度市場に出した商品は再販しないのです。

しかも製造する模型はグリーンマックスのようにマニア層に受けるようなマイナーな車両が多いので、それが再販されないとなるとファンはなんとか入手したいと夢中になってしまうわけです。

大手メーカーも製造するようなメジャーな車両では、資金力や規模で大手に対抗するのは難しいですが、マイクロエースは立ち位置を理解してニッチな需要に応え続ける姿勢を取ってきました。

知名度の低いローカルな車両を愛好するコアなファンは常に存在しますので、現時点で製品化されていない車両であってももしかしたらやってくれるかもしれないといった期待の目で見られるのがマイクロエースなのです。

ただ、最近では過去に販売終了したものであってもマイナーチェンジを経て再販されるケースが増えてきています。

それでも過去に発売されていたモデルと同じものが出回ることは基本的にないので、レアであることは今も変わりないわけですね。

鉄道模型ファンから見たマイクロエースの評判

マイクロエースの評判

他社の鉄道模型に比べると、マイクロエースの模型はかなり凝った作りが特徴となっています。

以前は品質が低いとの声もちらほらあったマイクロエースですが、昔に比べるとかなりクオリティも上がってきています。

鉄道模型のパーツの中でもトイレなどの設備は基本的に見えない部分になりますが、そういった見えない部分も忠実に再現することにこだわって再現しているのがマイクロエースの鉄道模型なのです。

ファンからすると自分の大好きなモデルが細部まで忠実に再現されているのを目の当たりにするのは、やはり感動しますし鉄道模型への愛と敬意が伝わってくるものです。

製品の製造自体は中国工場で行うことによって商品のコストを下げる努力はかなり見受けられますが、それでもやはりマイナーな車両の製品化が多いため大手メーカーに比べると高いとの声はちょくちょく見かけますね。

そうはいっても、プラモデル時代に培ってきたディテールの細かさと希少性によって今の多くのファンを惹きつけるマイクロエース。

買い損ねたくないモデルの商品があるなら、マメにチェックしておきたいメーカーです。


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