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「新幹線のルーツ」小田急初代3000形
「新幹線のルーツ」小田急初代3000形

旅行で利用する新幹線。時速300キロ近いスピードで走行しあっという間に目的地に着いてしまいます。
新幹線にも歴史があり、0系から始まり今では多くの新幹線が日本中で活躍しています。
鉄道模型でも多くの新幹線が発売されておりますので、皆さんのレイアウトでも走っているのではないでしょうか。
最近ではシンカリオンで実在する車両が登場しているので、小さなお子様はこのアニメで新幹線に詳しくなったということも。
そんな新幹線が運行開始したのが1964年の10月1日。この日に今でも人気の0系新幹線が走り出しました。
新幹線の登場が1964年ですが、その前から各私鉄から高性能電車は開発されておりました。
その中でも「新幹線のルーツ」「超高速鉄道のパイオニア」とも言われている車両があります。
今回は新幹線の開発に大きな影響を与えた車両がNゲージでありましたのでご紹介致します。

今回紹介するのはマイクロエースから発売されている「小田急初代3000形 SE車 保存車」。
あの小田急ロマンスカーの初代で2021年に開館したロマンスカーミュージアムにも展示されている車両です。
小田急ロマンスカーというと70000形GSEや60000形MSEなどNゲージでも多く発売されている人気の車両です。
その初代が今回紹介する3000形。初代というだけあって運行開始したのが1957年。
新幹線が登場したのが1964年なので、新幹線が運行する7年も前から活躍している車両となります。
そしてこの車両が何故新幹線と関係があるかというと、日本の鉄道において初の導入となる新技術がいくつか盛り込まれた車両であり、
その中には新幹線に発展的に引き継がれた技術も含まれているからです。
そのような新技術で小田急3000形は高速試験において、当時の狭軌鉄道における世界最高速度記録となる145km/hを記録。
国鉄の電車特急開発にデータを提供し「新幹線のルーツ」と言われました。

マイクロエースから発売されたNゲージを見ていきます。
先頭部は空気抵抗を減少させるため特徴的な流線形となっております。
そしてヘッドライトは当時日本で初めての鉄道車両用のシールドビーム。
まだこの当時新幹線が登場していない事を考えると驚きですね。
塗装デザインについては、バーミリオンオレンジを基調にホワイト・グレーの帯が入るデザインとなり、NSE車・LSE車にも引き継がれました。

そしてこのNゲージ細部までリアルに再現されており、
デハ3021の前面に「SPECIAL EXPRESS 乙女」、デハ3025に「あさぎり」が印刷されています。
他にも屋根上クーラーが更新後・灰色のまま、新宿方2両の前面・側面が登場時に準じた姿に復元された状態を再現しています。

今までにも多くの引退した車両が製品化されております。
乗ったことがある車両や写真でしか見たことがない車両等、発表される度に話題になっていますね。
古い車両の現役時代を知っている方には当時の思い出が蘇りますし、初めて知ったという方には逆に新鮮に見えてきます。
もう乗ることが出来ない車両でも、鉄道模型なら好きなレイアウトを走らせ遊ぶことができます。
そして今回紹介した小田急3000形のように新幹線に繋がる話などの豆知識を知る良い機会になりますよ。
小田急3000形はロマンスカーミュージアムに展示されていますので、是非ご覧になってNゲージも手に取ってみてはいかがでしょうか。
他のロマンスカーも各メーカーから発売されておりますのでこの機会に是非コレクションを増やしてみてください。






