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「日本一遅い新幹線」キハ32形・鉄道ホビートレイン

 

「日本一遅い新幹線」キハ32形・鉄道ホビートレイン

2024年02月13日
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ホビートレインについて

日本各地にユニークな車両が多数運行しています。
車内でビールやおでん等の食事が出来る観光列車や人気作品とのコラボしたラッピング電車等があり一部はNゲージで製品化されております。
その中に「日本一遅い新幹線」「にせ新幹線」と呼ばれている車両と言われている車両を皆さんご存知ですか?
0系新幹線に似ている、、、という当時ニュースでも話題になったJR四国で活躍中の「鉄道ホビートレイン」です。
本当の新幹線ではなく、新幹線に似た形状のキハ32という全国でも珍しい車両でNゲージ以外にもプラレールやZゲージでも製品化されている人気車両です。
今回は「日本一遅い新幹線」こと「キハ32形・鉄道ホビートレイン」をご紹介致します。

ホビートレインについて

そもそも鉄道ホビートレインというのは、四万十町の若井駅から愛媛県宇和島市の北宇和島駅に至る予土線のテーマ列車第3弾として登場した車両です。
2014年2月にJR四国が「予土線3兄弟」と名付けた観光列車ユニットの三男として発表され、その新幹線ににた形状からニュースでも話題になりました。
因みに長男は「しまんトロッコ」、次男を「海洋堂ホビートレイン」としており、昔Nゲージでも発売されていたので、人によっては懐かしい名前ですね。
何故0系新幹線がモチーフかというと、「新幹線の生みの親」と呼ばれた旧国鉄十河総裁の生まれ地がここ愛媛県なので縁の有る0系の形状となりました。
この車両外見だけではなく、内装にもこだわりがあります。車内には鉄道模型の展示ケースが設置されており、
驚くのが実際に0系新幹線で使用されていた転換クロスシートが設置されています。
キハに乗車して新幹線のシートがある車両なんてホビートレインくらいですよね。


ホビートレインについて

ホビートレインについて

車両をケースから取り出してみると所々に0系新幹線を思い出す形状となっております。
せっかくなのでKATO製0系新幹線と比べながら見ていきたいと思います。
まず0系といったら特徴的な「丸い鼻」。こちらもホビートレインには勿論ついています。
そしてよく見るとキハ32の運転席の窓の上に、0系の運転席の窓も再現されております。
ホビートレインは1両での運行なので、後方の新幹線の顔はイラストで再現されておりました。

ホビートレインについて

側面も白い車体に青のラインという0系新幹線のカラーリングになっております。
この白と青を見ると、大体の方が「新幹線」と思う代表的なカラーリングですよね。
そして新幹線と違うのが0系のカラーリングに「キハ32」と書かれているところですね。
ホビートレインには車内で鉄道模型の展示ケースが設置されております。
展示ケースも再現されており、模型が展示された状態を印刷で表現し、側面窓越しにお楽しみいただけます

ホビートレインについて

新幹線や人気の私鉄、最新車両をレイアウトで走らせるのは勿論楽しいですが、今回紹介したようなユニークな車両を走らせるのも楽しいですよ。
実車は「にせ新幹線」等と呼ばれますが、Nゲージでは細部まで再現されており改めてこの商品の良さに気づきました。
皆さんも本物の0系とは少し違うけど、なんとも言えないこのホビートレインを走らせてみませんか。


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キハ32形・鉄道ホビートレイン

予土線のテーマ列車第3弾として登場した車両です