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コンテナ・貨車について
コンテナ・貨車について

Nゲージ鉄道模型を楽しむ中で電気機関車をお持ちの方は多いかと思います。
  そして電気機関車で牽引したいのがコンテナ貨車!
  現実でもよく走っているのを目にしますよね。
  一口にコンテナ貨車といってもコンテナにも、そして貨車にも大きさの違いや種類があります。
  ここでは主なコンテナの大きさや、それを積載可能なコンテナ貨車についてご紹介致します。
  せっかくコンテナを積載させるためにコンテナ貨車を購入したのにサイズが合わない!といった状況も起こりえますので、コンテナと貨車の種類はある程度把握しておくと良いでしょう。
12フィートコンテナ

鉄道で輸送される最も代表的なコンテナが12フィートコンテナです。
  現実のコンテナでは少ないロットでの輸送を可能としており、コンテナの中は板張りになっていますので、輸送する貨物をより安全に運ぶことができます。
  NゲージではTOMIXよりコンテナのみの商品化がされています。
  最も一般的なコンテナだけに鉄道模型においても多くの種類の12フィートコンテナが発売されています。
  現実の12フィートコンテナにおいては両側面が開く19D形式のものや、両側面だけでなく、妻面も開くタイプがあります。
  鉄道模型のコンテナでは扉の機能はオミットされているものがほとんどですが、グリーンマックスからは両側面を開くことが可能なコンテナが発売されています。

上の写真ではTOMIXのコキフ50000形に12フィートコンテナを3個載せています。
  最大で4個載せることが可能です。
  この12フィートコンテナはほとんどのコンテナ貨車に4個以上載せることができます。

20フィートコンテナ

次に12フィートコンテナよりもひとつ大きい20フィートコンテナがあります。
  現実での20フィートコンテナは強度を向上させるために主な素材に高耐候性圧延鋼板を使用しています。
  この20フィートコンテナはJRでは一部の区間でしか運用されていないため、目にする機会は少ないでしょう。
  しかし私有コンテナにおいては西濃運輸や福山運輸、名鉄運輸など、多くの運送会社で使用されています。

TOMIXのコキフ50000形に20フィートコンテナを載せる場合は2個まで積載可能です。
  多くのコンテナ貨車では2個以上載せることが可能ですが、3個まで載せたい場合には「コキ104」や「コキ106」「コキ50000」などを使用することで可能になります。

31フィートコンテナ

31フィートコンテナは大型トラックと同レベルの積載量を誇ります。
  輸送トラックからそのまま車両へ移すことが可能なので、元々の輸送単位や積荷作業を変更する必要はありません。
  現在ではこの31フィートコンテナも多く普及してきています。
  このコンテナも内張りのベニヤ板が使用されていますので、積荷にやさしい作りとなっています。
  Nゲージ鉄道模型においても「JRウイングコンテナ」だけでなく、「パナソニック」「西濃運輸」「鉄道むすめコンテナコレクション」などで商品化されています。

TOMIXのコキフ50000形に31フィートコンテナを載せる場合は1個しか載せることはできません。
  「コキ106」や「コキ104」「コキ350000」「コキ50000」では2個載せることが可能です。











